ピヨちゃん通信

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玉子屋のこと

更新:2023年10月16日おべんとうの玉子屋の野球愛

夏の甲子園では、107年ぶりに慶應義塾高校が優勝し、プロ野球では阪神タイガースが18年ぶり6度目のJERA セ・リーグ公式戦でのアレを達成しました。さらに、海外で活躍する大谷翔平選手が、日本選手初の快挙となる大リーグでのホームラン王に輝いたことなど、野球ファンにはうれしい話題が次々と舞い込んでいます。そんな中、おべんとうの玉子屋にも野球と深いつながりがあることをご存知でしょうか?

玉子屋公式X(旧Twitter)Instagramで稀に野球に関するネタが登場するので何かあるのでは?とお気づきの方もいらっしゃると思います。この記事では、おべんとうの玉子屋が野球との関わりをご紹介します。

序章:会長 菅原 勇継の目論み

はじめに、おべんとうの玉子屋と野球について語る上で、このストーリーを無視することはできません。会長の勇継は、玉子屋を息子の勇一郎(現社長)に継がせるかどうかにかかわらず、「リーダーシップの資質を持つ男性」に成長させることを願っていました。そのため、他人を思いやる重要性を教える手段として、勇一郎少年をリトルリーグに入団させる決断をしました。

野球は、相手がいなければキャッチボールひとつできない団体競技です。練習や試合において、1人で成し遂げられることは限られているため、相手を思いやる協力精神や、チームメイトとの効果的なコミュニケーション、計画的な行動力が求められます。そんな野球の世界に勇一郎少年はどっぷりとハマることとなりました。

プロ野球の選手になりたかった社長

父のススメで始めた野球。最初はあまり好きではなかったと言いますが、負けず嫌いの性格から、野球を愚直に続けることになりました。その結果、甲子園出場や、進学後、六大学野球でレギュラー選手として活躍する機会を手にしました。

しかし、ある試合で神宮球場を訪れた際、当時ヤクルトスワローズだった池山選手や広沢選手のバッティングを目の当たりにし、自分のレベルではプロ野球選手にはなれないと感じ、企業に就職する道を選びました。現在、経営者になって謙虚な心を忘れずにいられるのは、野球でのチームプレイの経験から。またそれが「やり抜く」という精神の原点にもなっていると話します。

現在の二人と野球

勇一郎少年がリトルリーグに入団した当初、彼は父と一緒に近所のグラウンドで練習をしていたそうです。現在では、大田リトルリーグの副会長として、会長を務める父と一緒に野球少年たちをサポートしています。子どもたちの潜在能力を最大限に引き出し、共に楽しみながら競い合う喜びを広めるために尽力しています。


さらに、2022年には大田区にある大田スタジアムのスポンサーになり、スタジアムに玉子屋のロゴを掲げました。このスポンサーシップは、野球に関わる人々への応援の気持ちを具体的な形で表現したものです。スタジアムを利用する方々は、是非、レフト側外野フェンスに目を向けてみてくださいね。

玉子屋スタッフにも

おべんとうの玉子屋の野球愛は、社長や会長だけではありません。おべんとうの玉子屋には、社員や元社員などで構成した野球部があります。彼らも野球を通じて、情熱を燃やし続けています。また別の野球チームに所属している社員もおり、時折練習試合で顔を合わせ、火花を散らすこともあるそうです。彼らは別々のチームに所属していても、社内では団結し、仲間としての絆を大切にしています。彼らも野球の魅力は「チームワークと連携」だと語ります。

身体を動かす楽しみ

おべんとうの玉子屋では、野球部だけでなく、スポーツチャレンジ部、テニス部、バスケットボール部などがあり、それぞれが活発に活動しています。玉子屋は従業員の健康経営を重視しており、(健康経営優良法人2023(中小規模法人部門 ブライト500)の認定をうけました。)特定の条件を満たす活動に対しては会社から補助金が支給されます。楽しみながら活動することで、自然とチームワークの構築やコミュニケーションの向上にもつながり、仕事の時間外でも充実した時間を過ごすことができます。

このような活動の結果、玉子屋のスタッフは毎日笑顔でお弁当をお届けすることができ、お客様にも喜んでいただいています。健康で幸福なチームが、おいしいお弁当をお届けするために、共に協力し、結束を強めています。

まとめと次回予告

おべんとうの玉子屋の野球愛は、会長から社長に受け継がれ、スタッフ全体に広まり、組織内外で楽しみながら続けられています。野球を通じて得た協調性やチームプレイの精神は、ビジネスにおいても有効に活かされています。

さて次回は、「おべんとうの玉子屋オリジナルのミニドラマ?」の紹介を予定しています。お楽しみにしてください。